小池知事 体調、大丈夫か???
先週の記者会見で、体調不良を訴えてそれ以降公務を休んで静養している東京都の小池知事ですが、公務復帰時期は明らかにせず、今週も休むみたいです。ツイッターでは、小池さんを労う声が続々上がっていて、ハート・ウォーミングな感じもしますが、個人的には日本社会に違和感しかないです。
小池知事だけではないですが、政府や地方の首長を務める政治家は、このコロナ禍にほぼ不休で公務を続けています。なぜか?それは、国民がそれを求めるからとしか言いようがありません。国民は過度な安心・安全のために行政に完璧を求めていますし、国民がアホだからとメディアも煽るような報道をするために、日々くだらない記者会見を政治家に求めます。そりゃ、普通の人間なら過労で仕事ができなくなるでしょう。政治家には体力や精神力が必要なのは当然です。でも、さんざん彼女を追い込んだのは国民です。ここで労いの言葉をかけて、また元気になって復帰してくださいって、本当にくだらないですよね。僕は、これを機に政治家へのリスペクトが喚起されればいいと思っています。そして、国民ひとりひとりが民主主義を構成する者として、公共的な議論に参加したり、選挙に行ったりすればいいと感じるのです。