逆学歴詐称問題 懲戒免職は妥当


 逆学歴詐称って知っていますか?公務員採用試験には、学歴が高卒以下の枠がある自治体等があり、大卒者が自分は高卒だと偽って高卒試験を受けることを逆学歴詐称というのです。今回問題になった神戸市では、就職氷河期に大卒採用だと合格が難しいと判断した男性が、高卒で一般企業で勤務していたと学歴・経歴を詐称して公務員になり、44歳の今になってそれが発覚し、この度懲戒免職に至ったそうです。


 僕はこの懲戒免職は妥当だと思います。なぜなら、医学部で男子受験生を多めに入れていた大学の問題と同じで、不合格となった方があまりにもかわいそうだからです。そして、公僕たる公務員が嘘をついていたというのも許せない点です。神戸市長は真面目に勤務していたので救済措置を検討するなど言っていますが、甘すぎるという他ありません。公務員は嘘つきだという印象は、公権力と市民との信頼関係に重大な亀裂を生じさせかねませんから。極論すると、詐欺で給料を受け取っていたと言ってもいいと思います。


 こういうことを無くすためには、高卒枠を取っ払うしかないと思います。現在の国家公務員一般職高卒者試験では、高校3年生か高校を卒業してから2年以内の者しか採用しないようになっています。大学在学中でもいいのですが、実質大卒は受けられなくなっています。21歳以上の受験生であれば、いつ高校を卒業したのか、しっかり調べるしかありません。また、面接のときにもし大卒なら、あなたは詐欺罪で捕まりますよ、全ての給料を返してもらいますよ、と忠告すべきです。

 こうしたメンドクサイやり取りを無くすためには、やはり高卒枠を外すしかないですね。