サッカー仏代表選手の日本人差別動画問題について


 世界最高のサッカークラブであるバルセロナに所属するフランス代表選手のグリーズマンとデンベレが、日本人を差別したとされる問題、2019年に彼らが日本に訪れた際、ホテルの日本人スタッフに対してフランス語で「ひどい顔」、スタッフらの日本語でのやりとりに対し「なんて言葉だ」と発言したとされます。フランス語なので、言われた日本人は聞き取れなかったはずですが、その様子の動画が
SNSにアップされており、世界中で非難を集めています。このふたりはサッカー選手として、私の大好きなプレーヤーです。ふたりは、自身のSNSで謝罪したそうですが、ツイッターには「日本に来るな」「本心が分かった」などのコメントが寄せられており、日本人との溝が埋まっているとは言えない状況です。


 この問題で思うのは、差別は必ずしも意図的に表現されるものではなく、冗談の延長だったり、無知に起因するものだということです。恐らく謝罪は心から行っているものと信じたいのですが、問題の本質はそこではないと思うのです。


 差別だ差別だと騒ぐ側も、気づかぬうちに、別の何かを差別していたり、偏見を持っていたりするかもしれません。日本国内にも、ヘイトや差別の問題はありますが、やっている側はその意識がなかったりするわけです。ここでは、具体的に何かの差別問題を挙げることはしませんが、何かを表現することによって、一定の集団を不快にさせていないか、想像することが大切だと思います。もちろんそれが、意図的かそうでないか、そもそもそれが差別なのか否か等の要素も加味しなければならず、差別問題は複雑です。平凡な話になりますが、学んで知識をつけることも重要です。

 単に感情的になって、許さないと言っているだけでは、何も得るものはないのでしょうね。